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「深イイ話」Business

うさぎとかめ
中学3年生のときに担任の先生から聞いた話。

先生「今日は一つだけ話したいことがあるんだ。みんなウサギと亀の話は知っているか?」
生徒1「寝ちゃったウサギが競争に負けたんでしょ?」
生徒2「油断大敵ってことだよな」
生徒3「僕、塾の時間なんですけど!」
先生「まぁ聞いてくれ、実はあの話にはもう一つの教えがあるんだ」
生徒「えー?」

ウサギと亀のもう一つの教えとは?


先生「ウサギは、『亀の奴、まだあんな所にいる』って、
   相手ばかり見て競走していたんだ。
   じゃ、亀はどこを見ていたと思う?」
先生「それは…ゴールだよ」

そう、亀はウサギには目もくれず、ゴールだけを見て走っていたのだ。

先生「問題は他の人との差じゃない。自分のゴールを目指してください」

無駄な製品で世界を相手にする企業
愛知県の企業で社長を務める松浦元男さん。
松浦社長は日本が不況の真っ只中にある中、ある思い切った方法で、業績を飛躍的に伸ばしました。
そんなアイデアあふれる1分間の深イイ話です。

今から6年前…
愛知県にある無名の町工場が2億円もの大金をかけ、ある製品を開発した。

それは…
米粒よりも遥かに小さい、直径約0.1ミリの、世界最小の歯車だった!

しかし、こんなにも小さい歯車、一体何に使うのか?
その驚くべき使い道とは?


社長「使い道は無いよ。そりゃあもう世界中に知らしめるための単なる売名行為だよ」

つまり、技術力のアピール。
そもそも、売ることなどは考えておらず、始めから、技術力を宣伝する事が目的だったのだ。

この歯車がきっかけで、現在この町工場には世界中から注文が殺到している。

時間感覚のお国柄
世界の人々が列車が遅れたと感じる時間は・・・
ドイツ人の場合は、3分以上遅れた場合。イギリス人は4分。アメリカ人は5分。
イタリア人に至っては列車の遅れは日常的で15分程度の遅れは乗客も気にしないのだと言う。

それに比べ、日本人の場合は・・・なんとわずか1分!

日本人の時間への厳しさは世界でも群を抜いている。
ところが!おおらかな性格で知られるアフリカの人に言わせると・・・

外国人「日本人は本当に時間を守らないよ!本当に困るよ・・・」

いったいどういうことなのか・・・


外国人「日本人は平気で約束の10分も前にやってくる!本当に時間守らないよ!!」

時間の感覚はその国によって様々・・・

あの関が原の戦いで徳川家康と戦った戦国武将、石田三成にまつわる深イイ話です。
戦いに敗れ、家康側に捕らえられた三成は、京都の六条河原で処刑されることとなるのですが
その処刑直前に、こんなエピソードが残っていたそうです。

1600年10月1日
石田三成は、いよいよこの日、処刑されることに。
その時まで、あと数分と迫っていた。
そんな三成に、ある役人が…

役人「いかがじゃ。」
武士の情けか、一つの干し柿を差し出した。

しかし、三成はここで思いがけない言葉を口にする。


三成「干し柿は体に悪いから、いらん。」

役人「これから首をはねられるという者が、体に気を使うとは!」
一同「(笑う)」

しかし…
三成「どんなに笑われようと、首をはねられるまでは何が起こるかわからん。」

何と三成は、命を落とす最後の瞬間まで、打倒家康をあきらめてはいなかった。

寿命の長い人の共通点
ハーバード大学のリサ・バークマン教授によって、寿命に関する調査が行われました。
9年間に渡り、のべ7000人のデータを収集。驚くべき結果が出た。

教授「長寿の人の共通点が、遂に分かったわ」
研究員「親が長生きとか?」
研究員「タバコを吸わないとか?」
教授「それもあるわ。でも、それらの条件を一定にした場合、
   あるモノを沢山持っている人が寿命が長いという結果が出たの!」
研究員「あるモノをたくさん持ってる人!?」

そう、長寿の人が共通して、数多く持っていたあるモノとは?


教授「それはね・・・、友達の数よ」

リサ・バークマン教授によれば、喫煙習慣・アルコール摂取量・運動量・肥満度の4つを一定にした場合、
友達の数が多い人ほど、病気の原因となるストレスが少なく、寿命が長くなるそうです。

星新一 1000編目の小説
日本のSF作家の草分けと言われる短編小説の神様、星新一。

奇想天外なストーリーと、独特のユーモアを持って人間批評をした彼は1983年、
ついに前人未到の第1000話に向けカウントダウンに入っていた。

記念すべき第1000話まで「あと9話」。どんな作品になるのか注目が集まった。
しかし、、、、

星「私はこの作品が第1000話だと、特定されたくないんだよ」

そして、星新一らしいユーモア溢れる行動に出たのだ!


なんと9つの作品を、それぞれ9つの雑誌に一斉に発表したのだ。

これではどの作品が1000話目の作品なのか分からない。
これは世話になった雑誌社のうち、1社にだけ記念作品を掲載する訳にはいかないという、彼の心配りでもあった。

実はこの9話を発表することで、通算1001話に到達していた。
これは星氏が意図的にしたことで、1000話で終わりではなくこれからも続けていくという意思をこめていた。


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